画面上部に表示される「HDRオフ」の文字。
これをタップすると「HDRオン」になります。
これは一体なんぞや?ということで、Wikipediaさんで調べてみました。
"ハイダイナミックレンジ技法では、露出を変えつつ複数枚の写真を撮影し、それらを合成することで白飛びや黒つぶれの少ない幅広いダイナミックレンジを持つ画像(ハイダイナミックレンジイメージ)を生成する。 こうして作成した画像をトーンマッピングによりダイナミックレンジを縮小することで通常のモニタで表示可能な標準的なダイナミックレンジを持つ画像(standard dynamic range (SDR)もしくはlow dynamic range (LDR))を生成する。 トーンマッピングの手法としては画像全体のコントラストを下げる方法や、画像の局所的なコントラストを下げる方法がある。後者では絵画的な画像を得ることができる。"
瞬間的に何枚も撮影をして、それを合成している…ということのようです。
実際に撮影をしてみると、以下のようになります。
上がHDRオン、下がオフの状態で撮影した画像です。
この画像だと少しわかり辛いですが、いろいろ撮ってみると、HDRオンとオフではかなり差があることがわかります。
ただ、この機能を有効にすると、一枚を撮影するのに少し時間がかかってしまうので、激しく動いているものを撮ったりするのは少し辛いようです。
もうひとつの変更点、それはシャッター音についてです。
以前、問答無用でシャッター音が鳴るのはどうにかならないかとぼやいていましたが、今回のアップデートでなんと、ヘッドフォンをつけた状態で撮影すると本体のスピーカーから音がならなくなるのです。
なんともありがたい仕様変更です。
あのシャッター音、とても大きいですからね…
ちなみにスクリーンショットでも同じようにヘッドフォンを接続していると撮影音がなりません。
個人的にはこっちの方がありがたいです。
さて、こんなところでしょうか。
これらの変更はiPhone4だけでなく、これまでのiPhoneでも適応されているようです。
せっかくアップデートによって、今まで以上に快適に使えるようになったので、是非カメラアプリを使いこなしてみたいものです。
ではでは。